最低賃金が上がるたび働ける日が減った|年収130万円以内のパート、ついに月15日に

最低賃金UPは嬉しい。でも働ける日が減っていく。年収130万円以内パートの実体験。勤務先の条件に合わせ、勤務日数が月16日から15日になった流れ。 働き方・ひとり親の制度
読者さん

読者さん

「最低賃金が上がったなら、お給料も増えてきたんじゃない?」

ここあ

ここあ

「時給が上がること自体は、もちろん嬉しいんです。でも私の場合、時給が上がる中で、働ける日数が少しずつ減ってきました。」

読者さん

読者さん

「もっと働きたいなら、勤務日数を増やせないの?」

ここあ

ここあ

「それができなかったんです。今の会社に残るなら、この条件で働く。もっと働きたいなら転職する。これまでは、ほぼその二択でした。」

こんにちは、ここあです。

私は2026年5月、育児休業から仕事に復帰しました。

現在はパートとして、勤務先で設定されている年収130万円以内の働き方をしています。

ただ、これは私自身が、

「130万円以内で働きたい」

と思って選んでいるわけではありません。

私は離婚しているので、配偶者の扶養に入るために130万円以内に収める必要がないことは、もともと分かっていました。

できるなら、もう少し働いて収入を増やしたい。

でも今の会社では、これまで自由に勤務日数を増やすことはできませんでした。

今の会社に残って、会社から提示された条件で働くか。

もっと働きたいなら、転職するか。

年齢のこと、子どものこと、体力への不安。

そして今の会社には、子どものことで休みが必要なときに休みやすいというメリットもあります。

いろいろ考えた結果、私は今の会社に残って働いてきました。

そんな中、数年前からずっとモヤモヤしていたことがあります。

最低賃金が上がる中で、働ける日数がどんどん減っていくことです。

最低賃金が上がって、時給が上がること自体は嬉しい

ここは最初にはっきり書いておきたいと思います。

私は、最低賃金が上がることに不満があるわけではありません。

時給が上がること自体は、素直に嬉しいです。

同じ1時間働くなら、少しでも高い時給をもらえる方がありがたい。

ただ、勤務先で年収130万円以内として設定されているパートの働き方では、少し複雑でした。

時給が上がる。

同じ日数働けば、年間の給与も増える。

年収130万円以内に収めるため、勤務できる日数が調整される。

そしてまた時給が上がれば、さらに勤務日数が調整される。

この繰り返しが、数年前から続いてきました。

「時給が上がるのは嬉しい。でも、私はもっと働けるのに、働ける日が減っていく」

この二つの気持ちが、ずっと一緒にありました。

数年前から勤務日数が減り、ついに月15日までに

今回、初めて勤務日数が減ったわけではありません。

時給が上がっていく中で、勤務できる日数も少しずつ減ってきました。

そして今年。

2026年9月15日までは、有給休暇を含めて月16日まででした。

9月16日以降は、

有給を含めて月15日まで。

1か月の約半分です。

私は働けないわけではありません。

もっと働きたい気持ちもあります。

それでも現在の会社のパートの条件では、月15日まで。

「とうとう月の半分くらいしか働けなくなったんだ」

というのが、私の実感でした。

時給は上がった。でも月の収入は少し減る見込み

現在、私の時給は1,150円です。

時給が上がった一方で、働ける日数は月16日から15日へ減りました。

今の勤務条件で計算すると、私の場合は月の手取りがこれまでより1,000円ちょっと減る見込みです。

ただし、ここは大事なので正確に書いておきます。

この記事を書いている時点では、新しい条件での給与明細はまだ受け取っていません。

現在手元にある給与明細は、9月15日までの「月16日まで働けた時期」のものです。

そのため、

「実際に手取りが1,000円減った」

と断定するのではなく、現在分かっている勤務条件から計算した見込みとして書いています。

新しい給与明細を受け取ったら、実際にどうなったのか確認して、この記事にも追記する予定です。

でも、私が気になっているのは1,000円という金額だけではありません。

時給は上がった。

でも、働ける日はまた減った。

何年も同じような調整が続いてきたことで、

「私はもっと働けるのに、この働き方をこの先も続けるのかな」

というモヤモヤが大きくなっていました。

そして今度は、雇用保険からも外れることに

今回、職場でもう一つ大きな話題になったのが雇用保険でした。

会社から示された現在の勤務条件では、雇用保険の加入対象から外れると説明を受けています。

現在の雇用保険は、原則として「週の所定労働時間が20時間以上」「31日以上の雇用見込みがあること」などが加入要件です。

そのため、単純に「月15日しか働かないから雇用保険に入れない」という意味ではありません。

私の勤務先から提示された勤務条件では加入要件から外れる、という話です。

職場の仲間の中には、

「今までずっと雇用保険に入ってきたのに、このまま外れてしまっていいの?」

とモヤモヤしている人もいます。

雇用保険は貯金ではないので、これまで支払った保険料を後からそのまま返してもらう制度ではありません。

また、基本手当などを受給せず、一定の条件を満たして1年以内に再び雇用保険へ加入した場合には、それまでの被保険者期間を通算できる場合があります。

つまり、

「今まで払った雇用保険料が、そのまま全部捨てられる」

という意味ではありません。

それでも、もっと働ける人まで勤務を抑えることになり、その結果として雇用保険からも外れる。

長く加入してきた人ほど、そこにモヤモヤする気持ちは分かります。

私自身は、雇用保険に助けてもらった実感もある

ただ、この点については、私は職場の仲間とは少し感じ方が違います。

私はこれまで育児休業を何度か取得しています。

そのため、雇用保険の制度に助けてもらった実感があります。

だから私自身は、

「これまで払ってきた分が全部無駄になった」

という気持ちが、周りの人ほど強いわけではありません。

制度に助けてもらった部分もあるので、そこには納得しています。

それでも、

勤務できる日数が少しずつ減り、とうとう月15日。そして雇用保険からも外れる。

ここまで来ると、

「今の働き方を、このまま続けるのが本当に自分に合っているのかな?」

とは考えるようになりました。

私は「130万円以内で働きたい」わけではなかった

私は離婚しています。

ですから、配偶者の扶養に入るために130万円以内で働く必要がないことは、もともと分かっていました。

もっと働きたい気持ちもありました。

でも、今の会社で自由に勤務日数を増やせるわけではありませんでした。

これまで私にとって現実的だった選択肢は、

今の会社で、会社から提示された年収130万円以内の条件で働く。

それとも、

もっと働ける会社へ転職する。

ほぼこの二つでした。

転職も考えました。

でも、年齢のこと。

子どもがまだいること。

体力への不安。

新しい職場でやっていけるのかという不安。

そして、今の会社の休みやすさは、子育てをしている私にとって大きなメリットです。

それらを考えて、今の会社に残ることを選んできました。

だから私の場合、

「扶養内でいたいから、自分で130万円以内を選んでいる」

という話ではありません。

「今の会社で働き続けるなら、これまで選べる働き方がそこしかなかった」

という方が、実際の感覚に近いです。

そんな中、初めて「今の会社に残ってもっと働く」という選択肢が出てきた

ところが今回、会社から今後の新しい働き方について説明がありました。

その中に、

勤務日数を増やし、社会保険に加入して働く

という案が出てきました。

私にとって大きかったのは、

「130万円を超えて働いた方が得だと初めて知った」

ことではありません。

これまで今の会社にはなかった選択肢が、初めて出てきたことです。

つまり、

転職しなくても、今の会社に残ったまま、もう少し働けるかもしれない。

そこで私は、この新しい働き方を本気で検討することにしました。

でも、

「勤務日数が増える=家計全体で必ず得」

とも限りません。

そこで実際に、

  • 社会保険料を払った後の手取りはいくら?
  • 賞与を入れると年収はいくら?
  • 児童扶養手当はどうなる?
  • 養育費がある場合は?
  • 住民税非課税から外れる?
  • 障害者控除やひとり親控除は?
  • 就学援助は?
  • 子どもが高校・大学へ進学するときに使える制度は?
  • そして何より、子育てをしながら無理なく続けられる勤務時間なのか?

一つずつ考えることにしました。

自分と子どもの暮らしに合う、後悔しにくい働き方を探したい

最低賃金が上がり、時給が上がること自体は嬉しいです。

でも私の場合、その一方で勤務できる日数は少しずつ減ってきました。

そして今回、

月16日まで → 月15日まで。

現在の条件で計算すると、手取りも月1,000円ちょっと減る見込みです。

さらに、会社から示された勤務条件では雇用保険からも外れることになりました。

ただ、私は「130万円の壁を知らなかった」わけではありません。

離婚しているので、配偶者の扶養に入るために130万円以内にする必要がないことも分かっていました。

もっと働きたくても、今の会社に残るなら、その選択肢がなかった。

そこが、私にとって大きな問題でした。

そして今回ようやく、

「今の会社に残りながら、社会保険に入って勤務日数を増やす」

という新しい選択肢が出てきました。

だから今、私は改めて働き方を考えています。

給与だけではなく、社会保険、税金、児童扶養手当、就学援助、これからの教育費。

そして、自分の体力や子どもとの時間。

全部を一緒に見ながら、

「働き損にならず、数年後に振り返っても後悔しにくい働き方はどれだろう?」

と考えている途中です。

9時から16時勤務と9時から17時勤務について、賞与・社会保険料・児童扶養手当のモデル計算を使って比較しました。就学援助や医療費助成などへの影響は、これから確認していきます。
社会保険に入って働くなら?16時までと17時まで、どっちが得?賞与・手取り・児童扶養手当をモデルで比較

制度の参考:厚生労働省「雇用保険の加入手続はきちんとなされていますか!」/厚生労働省「基本手当・再就職手当のQ&A」(2026年10月7日確認)

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